今回は海外メーカーの厚底スパイクが気になっているけど、ミズノの厚底スパイクも気になる…
そんな人に向けてクロノインクスNEOについて解説していきたいと思います!!
クロノインクスNEOの特徴
クロノインクスNEOの特徴についてはMIZUNOEnerzy liteというミッドソール素材を採用しており、その上にカーボンシートを付け高速走行時の安定性の向上と高反発向上を追求され作られています。
実際に履いてみてスタートからの出だしはしやすいと感じました。


そんな話を聞き、赤が好きなので赤のクロノインクスNEOを買いました。
クロノインクスネオジャパンとクロノインクスネオの二種類が存在するので、その違いも聞いて来ましたが性能はほぼ同じではあるが、スケルトンアッパーとスパイクの耐久性がやはり日本製のものがあると店員さんから聞きました。
ピンの長さは固定ピン7mmの7本です。
傾斜・固さ
傾斜は見た目よりもキツくなく、アディダスよりも傾斜は緩やかです。


本当に厚底スパイクなのかというくらい軽さを感じます。さすがに薄底のクロノインクスには敵いませんが、それくらい見た目よりも軽いです。
重さも片足約180gで、ミズノの中だと少し重めかと思いますがそんな物を感じさせない軽さです
固さもそんなに固くなく柔らかい印象があります。
スパイクの中だとアシックスのジェットスプリントが近い感覚ですが足は前に運びやすいです。
NIKEのマックスフライだと一旦グニュと潰れてから、反発する。

アディダスだと着地した瞬間にスパンと跳ね返ってくる印象がありますが、クロノインクスNEOはしっかりと面で捉えてからじゃないと反発を受けられないような感覚があるので扱いやすい部類に入ります。
ちなみに履いてみて、プーマニトロやアディダスよりもアキレス腱対して優しい印象です。
性能
皆様、ご存知の通り2025年のインターハイ100mで10.00秒を記録し高校新記録を樹立した選手がいましたが、その選手もこのクロノインクスネオジャパン(シリーズは違いますが)を履いていました。

実際に厚底スパイクでストライドが伸び記録向上をさせた選手もたくさんいますがその中でも、一際この大記録を出したという事こそがこのスパイクの性能であり、証明なのではないでしょうか。
さらに、日本のメーカーというのもあり、信頼は折り紙つきです。
どんな人に向いているか
周りはアディダス、ナイキを履いているけどミズノのスパイクを履き続けたいそんな人にオススメです。
このスパイクは筋力、体重はそんなに気にしなくても扱いやすいので、厚底スパイクデビューをしてみたいと思っている人にもオススメです。

シンプルにミズノが好きという人にもオススメです。
注意点
ここまで、厚底スパイクについて書いてきました。
厚底スパイクでタイムを縮め自己ベストを出した、ストライドが伸びてタイムも伸びたと様々な恩恵があります。
しかし、その恩恵の裏には足に対して通常より高い負荷をかける状態になるのでスパイクに負けない体作り、ケアをしっかりと行った上で履いてきましょう!!
固定ピンなのでコンクリの上は歩かないようにしましょう…

実際に私の友人でブランクありで厚底スパイクを買い、走ったところ反発に負け肉離れを起こしてしまったのを目の前で見ました。
厚底スパイクを使いこなすには一度踏み込んでその跳ね返りを利用して走るので最初のうちは練習段階で戸惑う事があるかもしれませんが、そこは積み重ねてどんどん使いこなしていきましょう!!
まとめ

- 厚底スパイクを履くならまずはしっかりとした体作りをする
- クロノインクスネオ・クロノインクスネオジャパンは日本のメーカーなので安心できる
- 100mを10.00で走れるくらいの性能はある
- アディダス、ナイキよりもアキレス腱に優しい
- 厚底スパイクとは思えない軽さ
です。
厚底スパイクの流れは今後も続いていくとは思いますが、自分の好きなスパイクを履く方がモチベーションも上がるので、厚底ではなく、薄底で好きなのがあればそれも履いてみるのもありかもしれませんね!